見出し画像

SDカードリーダーを忘れた!HyperDeck Studio miniをFTP経由でファイル操作する ※ただし

今回は先日の配信で実際にあったトラブルと、助けられた機材の機能紹介です。

その機材は「Blackmagic HyperDeck Studio mini」。動画の再生や録画ができる機材で、以前から配信中の動画再生に愛用していました。

この機材を使うにはSDカードが必要なのですが、肝心のSDカードリーダーを忘れて困る状況がありました。そんな時に「FTP通信」の機能を使ってみました。

ただ、無事にファイル転送はうまくいったのですが、なぜかファイル名が変更できずに困りました。。今回はそんなお話をしたいと思います。


カードリーダーを忘れて困る

先日の配信では動画再生に「HyperDeck Studio mini」を活用しました。

HyperDeckはATEM Miniと連携して動画再生ができる機材です。配信中の安定した動画再生を求めた結果、私が辿り着いた専用機材です。その時の経緯はこちらをご覧ください。

そんなHyperDeckですが、SDカードリーダーを忘れて困る一幕がありました。

HyperDeckはSDカードから動画を読み込むのですが、肝心の動画ファイルを一つ入れ忘れていました。ファイル自体はクラウドにバックアップしていたのですが、カードリーダーを忘れてファイルを移動できずに困っていたのでした😂

FTP通信を試す

何か良い方法はないかと調べてみたところ、HyperDeck Studio miniはFTP通信でファイル転送ができることが分かりました。これは不幸中の幸いと、早速LANケーブルとPCを繋ぎ、FTPでファイル転送を試してみました。

ネットワークでファイルを転送
Blackmagic HyperDeck Studio Miniでは、ファイル転送プロトコル(FTP)を使ってネットワークでディ スクレコーダーのファイルにアクセスできます。HyperDeck Studio Miniでのファイル転送のためにSDカ ードを取り出す必要はありません。

インストール/オペレーション マニュアル HyperDeckディスクレコーダー」より

ファイル転送の方式であるFTP、もちろん知っていたのですが、実は初めてFTP通信でした。なので、焦りながらも、初めての経験に少しドキドキしながら設定を進めてみました。

まずはHyperDeck Studio miniを配信用に持ち込んでいたルーターに接続、IPアドレスが割り振られているのを確認します。そしてパソコンも同じルーターに接続します。

今回はマニュアルでも使われていたMacのFTPソフト「CyberDuck」を使ってみました。マニュアルに従ってIPアドレスを入力、「Anonymous ログイン」にチェックを入れます。

すると、すぐにファイル一覧を表示することができました。また、ファイル転送も簡単に行うことができました。

このあたりの流れはパンダスタジオさんの解説がとても参考になりました。

ファイル名が変更できない…

これで晴れて解決と思いきや、なぜかファイル名を変更することができません。変更するとエラーが起きてしまいます。HyperDeck Studio miniはファイル名が再生順にとって大事なので、結構これは面倒な状況です。

試しに別のソフトでも試してみましたが同じ結果でした。削除や追加はできて、なぜか名前の変更ができません。直接コマンドを叩いたりもしましたがうまくできず…な、なぜだ。。

色々と試したり調べたのですが、結局ファイル名を変更することができませんでした。結局、会場をSDカードリーダーを探し回り、何とか見つけることができ事なきを得ることができました😅

何だそれ、という結果ですね。。なぜ名前の変更ができなかったのか、サポートにも確認をして引き続き調べて行きたいと思います。また原因が分かりましたら紹介ができればと思います!


ここから先は

0字