見出し画像

RX100M7×iPadOS 動画の記録方式は○○じゃないとダメ!

いよいよiPadOSがリリースされましたね。iPadで全て済ませたい私には大望のアップデートです。

私のiPad活用の1つは動画製作。そこで、早速メインカメラ「Sony DSC-RX100M7」との動画読込の相性を検証します。

果たしてiPadだけで完結できるのか!?
検証からは、記録方式の重要性が見えてきました。

検証環境

画像6

検証に用意した環境はこちら。RX100M7とiPadを繋ぎ、動画ファイルを読込む時の挙動を確認します。

端末:iPad Pro 2018 1TB セルラーモデル
OS:iPad OS 13.1
接続:USBケーブルでの直接続(USB-C to Micro USB)

ちなみに公式アプリ「Imaging Edge Mobile」は、転送が遅すぎるので対象外です。写真・ファイルからの有線を使った高速読込を検証します。

検証:記録方式 × USB接続方法

RX100M7には動画の記録方式が3種類あります。またUSB接続方法も2種類あり、この組合せ次第で挙動が大きく変わることが分かりました。

動画記録方式:XAVC S 4K / XAVC S HD / AVCHD
USB接続方法:マスストレージ / MTP

画像6

画像7

写真アプリで読み込み

まずは慣れ親しんだ標準の写真アプリで読み込んでみます。記録方式ごとの10秒動画を用意して、iPadから読み込んでいきます。

すると、USBの接続方法によって全く異なる結果となったのです...。

画像4

画像5

MTPでは動画が表示されましたが、マスストレージでは1つも表示されません!
更に、表示されているのはXAVC Sで撮影した動画だけ。そう、AVCHDはどちらも表示されないのです😨😨😨

ファイルアプリで読み込み

iPadOSと言えばファイルの強化が目玉。写真アプリで読み込めないなら、ファイルでいけちゃうかもしれません!

ところがどっこい、こちらでも思わぬ挙動が...。

画像7

画像6

なんと、MTPではカメラのフォルダが表示されていません!マスストレージでは「Untitled」があり、そこからファイルを操作できます。

また、こちらでもAVCHDは表示されませんね...。もうAVCHDの方式は使わないと心に誓いました。

まとめ

iPadで完結するには、まず「AVCHD」の記録方式を選ばないこと。これは鉄則です。

次にUSB接続ですが、方式ごとに使えるアプリが変わることが分かりました。その上でどちらが良いかは、アプリの好みによって分かれそうです。
アプリごとの違いを見つけた時は、またご報告します!

検証②を公開しました