OBSライブ配信に必要なMacBook Proのスペックを考える
ライブ配信の定番ソフトと言えば「OBS(Open Broadcaster Software)」ですね。無料のオープンソースで配信ができるなんて、良い時代です。
ただ、基本的にはWindowsの利用が推奨。コスパやNVENCを考えればしょうがないのですが、Apple信者な私はMacBook Proしか持っていないのです笑
ということで、今回はOBS配信に必要なMacBook Proのスペックを考えていきます。私が持っている二台で配信時の負荷を比較していきますよ〜!
関連note
比較する機種
今回比較したのはこちらの2機種です。(ちょっとスペック差が大きいのですが)
結論
長くなるので先に結論を書きます。検証をまとめると、以下の結論となりました。
より詳しい内容が知りたい方は、↓へ読み進めてください^^
検証方法
YouTube Live配信で解像度・フレームレートを変えていき、アクティビティモニターとファン音で負荷を確認していきます。
ちなみに、以下の流れで映像を入力しています。
OBSの設定
OBSの設定は以下共通で、ビットレートとfpsの設定を変えていきます。
ビットレートは↓のヘルプを参考に、敢えて推奨値のMAXで検証しました。
検証①:1080p60fps
MacBook Pro 13-inch 2017
実用には耐えないです。CPUの余裕は無く、ファンは高速回転しながら唸っています。
仕舞いには「もうムリ!」と白旗を挙げられました笑
MacBook Pro 16-inch 2019
CPU負荷は全く問題ありません!まだまだ余裕があります。
ただ、ファンはまぁまぁ回っていました。マイクの近くにあると、高音域の音が入ってしまう気がします。離れた所からの配信なら全く問題なさそうです!
検証②:1080p 30fps
MacBook Pro 13-inch 2017
ギリギリいけるかな、ってレベルです。CPU負荷的にはかなり余裕が出てきました。
ただ、ファンの音はかなりうるさいですね。。マイクの近くには置けないレベルですし。離れた場所でも、静かな会場では周囲の人が気になりそう。
MacBook Pro 16-inch 2019
もちろんCPU負荷的には余裕です!
ファンからは多少高音域な音がしています。ただ、これならマイクの近くでもイケるのでは、というレベルでした。
検証③:720p 60fps
MacBook Pro 13-inch 2017
CPU負荷はかなり下がって来ました。
ただ、やっぱりファンはうるさいですね。。②とあまり変わらない印象です。
MacBook Pro 16-inch 2019
もう何の心配もありません。ファンの音も、静かな部屋でさえ気にならないレベルです。
検証④:720p30fps
MacBook Pro 13-inch 2017
ようやくファンが落ち着きました。静かな部屋でも気にならないレベルです。これなら問題ありませんね。
MacBook Pro 13-inch 2017
もう省略しますw
思ったこと
いかがだったでしょうか?
ちょっと2台のスペック差が大きいのですが、参考になれば幸いです。
個人的には、無理にハイスペックPCで完結するよりは、Live Shell Xで配信する方が良いと思います。ファンノイズ無しで、安定した1080p60fps配信ができます。
また、配信していてOBSの不安定さも気になりました。気付いたら映像が映っていなくて、配信をし直したら映るという。。たまーになんですが。(私だけ?)
ちなみに、LiveShell Xではそんな経験はありません。そう考えるとLiveShellすげーなと思った検証でした笑