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LINE電話で出産に立会いました

昨日2020年4月22日、我が家に女の子が産まれました。この混乱の時の中、母子ともに健康に出産が終えられたことは感謝の言葉しかありません。また、出産自体もスムーズに進み、お母さん思いな娘のようです。(長男は大変だったので...笑)

そんな嬉しいご報告ですが、やはりコロナウイルスの影響を大きく受けていました。もちろん現地での立合いはできず、また退院するまでは会うことができません。また、通院自体も少なからず心配を感じる所もありました。

とは言え、この状況においてはやむを得ないこと。むしろ、この最中でも身を粉にして尽くしてくださる医療従事者の皆様には頭が上がりません。そんな事を思いながら、「分娩室に向かう」という妻のLINEにエールを送っていました。

驚いたのはこの後のこと。妻からLINE電話が来たのです、、!
「直前の連絡かな...?」なんて思いながら出てみると...。


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まさかの分娩中!?


ということで、急遽 家族勢揃いの立会いが始まりました。さすがに妻の顔の方だけですが、分娩の状況がありありと伝わってきます。

実は長男の時は立会えなかった私。初じめての経験にたじろぎながらもエールを送り続けました。胸に抱いた長男(2歳)は意外にもケロっとした顔...お前やるな。。


そして、、、


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う、産まれた〜!!
2,922gの元気な女の子でした😭🎊㊗️


分娩室入りから出産まではものの30分強。病院自体は昨晩からでしたが、中々始まらず一時帰宅を考えていた矢先でした。これ、仮に現地立合いOKでも間に合わなかったやつですね^^;

長男の時は私が立会いに間に合わず、妻が残念がってたことを覚えています。今回はそのチャンスさえ無いと思っていましたが、画面越しとはいえ間近で見守ることができました。

ライン電話は助産師さんの方から提案をくださいました。このような状況でも、ホスピタリティ高く対応してくださった事には感謝しかありません。立合不可・指導も中止で不安の中にいる人も多いと思います。ですが、こんな状況でも新しい命の誕生は、嬉しい瞬間に変わりありませんでした。


そして、改めてすごい時代になった事を痛感します。オンラインへの移行がもの凄い勢いで進んでいますが、まさか出産の立合いまでオンラインになるなんて、、!

妻からは「産後の処置は長いので、その間にワイワイ話せたのが楽しかった」なんて声もありました。こういったのは、オンラインならではの体験なのかもしれません。

世界中が混乱の渦中にある中、日々多くの苦労と悲しみを目にしています。ですが同時に、これから来る時代の希望も垣間見ています。今はまだ小さな希望かもしれませんが、子供達の為にも大きく育てていきたいです。


最後に。
頑張った妻には感謝の気持ちしかありません。身体を痛めながらよく頑張ったね。本当にありがとう。
二人に会える時を心から楽しみにしています。一緒に頑張って行こうね。