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スマホで始めるWebラジオ 〜B2B視点で見る、始めて分かった4つのこと〜

仕事でWebラジオを始めました。

実はラジオって簡単に始められます。それでいて、文字には無い良さがあることに気付きました。

B2Bの観点で見ると、低コストで自社のファンを醸成するツールになり得ると思います。

3ヶ月やってみて、分かったことを紹介します。

収録方法

まず、収録はスマホのボイスメモでOK。専用機材は要りません。

iPhoneのマイクは指向性もあり、結構キレイに撮れますよ。マイクより収録環境の方が大事です。

やっぱり気になれば、外付けマイクを用意しましょう。音質や集音性が向上します。

ピンキリな世界ですが、自分が使っているのはコチラ。iPhoneに直刺しでき、小回りが利いて便利です。

配信ツール

今の時代、配信も簡単です。「Anchor」なら無料で、スマホからpodcast配信ができます。

Anchorはpodcast配信のサービス。Apple、Google、Spotify...各サービスへ自動配信してくれます。

podcast配信はサーバーが必要でしたが、Anchorの登場で世界は変わりました。収録・編集機能もあるので、スマホで完結することができます。

それでいてコストは無料なので、テスト的にも始めやすいですね。

※SpotifyがAnchorを買収したので、今後の動向は注意が必要です。

YouTubeのススメ

配信はYouTubeとの並行がオススメです。

「声なのに?」と思いますよね。でも、私の場合はpodcastより再生回数が多いんです。

これは私も驚いた発見でした。2つが並んだ時に、馴染みのあるYouTubeを選ぶのかもしれませんね。

一手間かかりますが、それだけの価値はありますよ!

ブログと比べた良さ

同じ仕事でブログも書いていますが、ラジオだからこその良さに気付きました。

それはファンマーケになること。ラジオは行間を伝えるので、文字よりも深いコンテンツになります。これがファンのニーズとマッチします。

Webラジオはマスマーケのツールではありません。なぜなら自然検索の流入が見込めず、視聴工数も比較的大きいからです。

ラジオを聴くのは、検索の情報では物足りない、より深い情報を求めている層です。それは自社や製品のファン、またその候補だと思います。

ファンと書くと上からですが、言い換えればロイヤリティの高い大事なお客様です。満足度を高めていただく上で、大事な活動です。

課題は視聴者数

色々と書きましたが視聴者数は決して多くありません。多くて1回あたり120再生ほど

製品契約数的に伸び代はあると思いますが、今時点の数字としては何とも判断がつきません。

ただ方向性の確信はあります。視聴者の評価はとても良く、新しいコンテンツを発信できている実感があるからです。

その評価を糧に、次は素晴らしい効果をシェアできるように頑張ろうと思います。