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【発表アーカイブ】初心者向け、OBSにおける番組制作の考え方

8/7に開催された「みんなのライブ配信発表会 Vol.4」では、3名の視聴者さんにライブ配信についての発表をいただきました。今回はそのお一人、ひとみマンさんの発表内容をご紹介します。

「みんなのライブ配信発表会」について

2020年、ライブ配信が急激に広まった一方で、初めて間もない我々初心者は構成・スタイルに悩むことも多いと思います。このイベントは、お互いの事例をシェアすることで、ライブ配信の引き出しを増やすことが目的です。

一つだけ大事なことは「すごくなくてもいい」の気持ちです。配信は100現場100通りの配信があります。機材が沢山ある配信も、シンプルな配信も、それぞれの目的に合った形があります。一つ一つの事例をリスペクトして、そこから学ばせてもらいましょう!

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OBSを使った番組制作のイメージ

ひとみマンさんからは、初心者向けにOBSを使った番組制作のイメージを紹介いただきました。テレビ番組のような配信をしたい時、OBSではどのように考えるといいのでしょうか。

そもそもOBSとは非常に自由度高くデザインができる、ライブ配信用ソフトウェアです。ここに使う素材を読み込むことで、多彩な配信が可能です。

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テレビ番組の構造は大きく次の画像のような構造になります。大きくは「オープニング」「スタジオトーク」「VTR」「エンディング」の4種類があれば、番組が成り立つのが分かります。

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また、オープニングやCMなどの動画は事前に制作しておけば流すだけです。あとはスタジオトークの部分を作れば、ライブの番組作りはできてしまいます。

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例えばこんな番組を作りたい時

では、実際にどのようなOBSの構成になるのでしょうか。あるトーク番組を例にすると、OBSのソース構成は以下のようになります。左上と右上のテキスト、そして2つのカメラですね。

カメラが1カメであれば更に減ります。実は思っていた以上にシンプルな構造です。

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次は天気予報です。これもシンプルで、「人物」「テキスト」「背景」の3ソースで作ることができます。人物はグリーンバックを置いて、いわゆるクロマキー合成をしている状態ですね。

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後はこれらの組み合わせをOBSの「シーン」としてパターンを作り、切り替えていく形です。番組中の映像パターンを整理して、それをシーンに整理していくのが大事ですね。

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他にもOBSに関する色々なノウハウ

発表内容は以上ですが、その後の深堀トークではひとみマンさんの様々なOBSノウハウを伺うことができました。

・「Grooview」を使った他チャンネルの同時配信事例
・OBS配信に必要なスペックとは?
・OBSの不安定さ
・逃しの画像を用意しよう
・スタジオモードを使おう
・OBSとATEM Miniのメリット/デメリット

詳細はぜひアーカイブをご覧いただければと思います!^^

1:03:28からご覧ください