RX100M7×iPadOS 動画読込を大検証② 〜ファイルサイズは○○GBまで！〜
RX100M7 × iPadOS 検証第２弾！
前回は記録方式と接続方法を検証しましたが、今回は「ファイルサイズ」を検証していきます。
なんと、iPadで読み込める動画サイズには上限がありました！
果たして何GBまで読み込むことができるのか。検証していきます。
検証環境
前回と同じく、用意した検証環境はこちら。RX100M7とiPadを繋ぎ、動画ファイルを読込む時の挙動を確認します。
読込みは「写真アプリ」「ファイルアプリ」のそれぞれで検証します。
ちなみに公式アプリ「Imaging Edge Mobile」は、転送が遅すぎるので対象外です。写真・ファイルからの有線を使った高速読込を検証します。
端末：iPad Pro 2018 1TB セルラーモデル
ＯＳ：iPad OS 13.1
接続：USBケーブルでの直接続（USB-C to Micro USB）
検証：ファイルサイズ
今回はXAVC S 4Kで撮影時間を変えた３つのファイルを用意しました。それぞれ読み込めるかを検証していきます。
用意したのはこちらの通りです。
１：6分（4.43GB）
２：5分半（4.06GB）
３：5分（3.7GB）
なぜこんな中途半端な撮影時間なのか。まさにこの辺りの容量がちょうど境目だったんですね。
ではそれぞれの読込みを試してみましょう！
写真アプリで検証
まずはMTP接続で写真アプリから読み込んでみます。
繋ぐと無事に３ファイルとも表示されますね。読み込めそうで一安心っと...。
あれ？一つだけ読み込めない？
読み込めなかったのは６分のファイル。最初読み込む雰囲気を出してきますが、終わってもアルバムに保存されています。なぜだ。。
見渡して気付いたのは、容量が減っていることです。本当は4.43GBのはずが、4.29GBと表示されている！？
別の方法で確認しましたが、ファイル自体のサイズは変わっていません。つまり、実際よりも少なく表示されている...！？
どうやら、写真アプリは読み込めるサイズに上限があるようですね。５分と５分半のファイルは読み込めたことから、「4.29GB」が境目なのかもしれません！
ファイルアプリで検証
次はマスストレージ接続で、ファイルアプリの検証です。
写真はダメでも、iPadOSで強化されたこっちならイケるかも？
怪しいのは６分のファイルですが、先程とは違いちゃんと正しい容量が表示されています。お、イケそう！
安心したのも束の間、ある異変に気付きました。「ビデオに保存」がありません。
サイズが小さなファイルでは、このように「ビデオを保存」ボタンが出てきます。ビデオとして保存しないと、動画編集アプリで利用ができません。
4.43GBのファイルでは「ビデオを保存」が現れません。「ファイルに保存」で無理やり動画編集アプリに入れても、結局利用はできませんでした。。
ファイルアプリよ...おまえにも上限があるのか。。
おそらく同じ4.29GBでしょう。
まとめ
RX100M7からiPadだけで動画を読み込むには、4.29GBの壁が存在します。サイズを4.29GB以下にすることが重要になりそうですね。
４Kだと５分が限界。長回しの動画ではHD画質にする必要があるかもしれません。