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【無料・不定期】松井のライブ配信ノウハウMagazine

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ライブ配信のノウハウをまとめたマガジンです。「ライブ配信で機会格差を無くす」をミッションに、#誰でも配信 な情報をお届けてしています!
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2022年5月の記事一覧

配信初心者にオススメの業務用ビデオカメラを考える

今回のテーマは配信で使うビデオカメラ。中でも業務用のビデオカメラに焦点を当てます。 ライブ配信をする上で、業務用のビデオカメラを検討する方もいるのではないでしょうか。先日のオフ会では、まさにそんなテーマが話題となりました。 そもそも業務用のメリットは何なのか、また民生機ではいけないのか。今回はそんなお話を紹介したいと思います。 オフ会で話題となりましたこのテーマは先日開催した、2022年5月のZoomオフ会で話題になった内容です。 こちらの記事と併せて、アーカイブ動画

ATEM Miniの「フィルソース」と「キーソース」を理解しようと調べてみた

今回はATEM Miniのお話です。合成する時の項目「フィルソース」と「キーソース」について調べてみました。 正直なところ、今まではなんとなく設定すれば合成できたので、深堀りはしていませんでした。ですが、改めて聞かれる機会があり、自分でも理解を深めたく調べてみました。 まだ完全に理解できていないのですが、現時点で分かったことをまとめたいと思います。 USKとDSKATEM Miniで「フィルソース」と「キーソース」の設定が現れるのは、はUSKとDSKを使う時です。どちら

HyperDeck Shuttle HDファーストインプレッション 後編

今回は、新しく発売された機材「HyperDeck Shuttle HD」のファーストインプレッション後編です。 後編では「テレプロンプター機能」や、使って感じたネガティブな部分、最後に所感をご紹介します。 テレプロンプター機能とはHyperDeck Shuttle HDの目を引く特徴として、「テレプロンプター」機能の搭載があります。 テレプロンプターとは出演者のセリフを表示する、いわゆるカンペのツールです。カメラの前に鏡面を利用して映すことで、出演者がカメラ目線でセリフ

HyperDeck Shuttle HDファーストインプレッション 前編

今回のテーマは、新しく発売された機材の「HyperDeck Shuttle HD」です。 動画のポン出し機材として気になっていたので、今回はレンタルをして検証をしてみました。 今も姉妹機種の「HyperDeck Studio mini」を使っていることもあり、そちらとも比較をしながらファーストインプレッションをお届けします! HyperDeck Shuttle HDとは2022/4に発売された新しい機材です。ATEM miniで有名なBlackmagic Design社

OBSの映像・音声をHDMIで出力する方法

OBSは「全画面プロジェクター」と「音声モニタリング」の機能を使うことで、その映像・音声をHDMIで出力することができます。 今回はその方法を紹介したいと思います。 OBSの映像を出力する方法まずはOBSのPCと接続先の機材をHDMIで繋ぎ、外部モニターとして認識されている状態にします。この状態でOBSの「全画面プロジェクター」の機能を使います。 全画面プロジェクターは、OBSのプログラム映像の横エリアで右クリック、メニューから全画面プロジェクターを選択します。接続先の

初心者向け:ライブ配信における「逃げのカメラ」という考え方

今回のテーマはライブ配信でのカメラ映像の切り替えについてです。 ライブ配信中、カメラの調整をしたくなるシーンがあります。そんな時は別のカメラに切り替えて、調整の様子が本番に映らないようにします。 そんな基本的な運用である「逃げのカメラ」ですが、実際にやってみるとメンバーの連携など難しい点もあります。 今回は初心者の方に向けて、そんなお話をしたいと思います。 スイッチングはどう行う?ライブ配信と言えば、複数のカメラを切り替えながら、色々な角度の映像を映していきたいですよ

【2022年版】YouTube Liveの管理権限を他者に委譲する方法

YouTube Liveの管理を他の人に任せたい場合があります。そんな時は、YouTubeチャンネルの管理権限の委譲機能を使いましょう。 このnoteでは、権限を委譲する流れをご紹介します。 まずは「チャンネル作成」と「配信のリクエスト」これから初めてYouTube Liveを行う方は、最初に「チャンネル作成」と 「配信のリクエスト」が必要です。 これは別の記事で手順をまとめているので、併せてご参考になれば幸いです。 権限委譲の手順それではYouTube チャンネルの

ライブ配信の機材構成図作りに便利な「Draw.io」の紹介

先日、ライブ配信の機材構成図作りに「Draw.io(diagrams.net)」を使ってみました。 これまではPowerPointを使って書いていたのですが、とても使いやすかったです。しかも無料で全機能が使えるのもありがたいですね。 今回はそんなDraw.ioを紹介したいと思います。 これまでの書き方今までの構成図はPowerPointを使って作成していました。図形の配置などは簡単ではありますが、あまり効率的ではない印象がありました。やはりプレゼンテーションソフトですか

【2022年版】YouTube Liveを始める前に必要な「チャンネル作成」と「配信のリクエスト」の作業手順

YouTube Liveを初めて行う際は、「チャンネル作成」と「配信のリクエスト」が必要です。 今回はこの2つの作業を、実際の画面に沿ってご紹介をします。 2つの作業が必要初めてYouTube Liveを行う場合は、事前にYouTubeで2つの作業が必要です。 1.チャンネル作成 YouTube Liveを行うには、YouTubeの「チャンネル」が必要です。 ただYouTubeを視聴したり、Googleアカウントでログインしただけでは、まだチャンネルが作成されていま

【M1 MacBook Air】OBSで1080p配信の負荷を検証してみる

今回はOBSの検証です。普段はハードからの配信ばかりな私ですが、OBSからのゲーム配信に興味があります。特に、手持ちのM1 MacBook Airから配信できれば非常に嬉しいですね。 Intel時代のMacBook AirではOBS配信に無理なイメージがありましたが、M1チップになりどうなったのでしょうか。今回は検証してみた結果をご紹介します! 検証構成今回検証したのは2020年に発売されたM1チップ搭載のMacBook Air。オプションとしてGPUが7コア・8コアの2

Zoomの第2カメラで画質は向上するのか、を検証する(後編)

今回はZoom「第2カメラ」検証の後編です。 前回に続き、今回は実際に「第2カメラ」を他の方法と比較して、そのメリット・デメリットを確認していきます。 実際に検証してみると、第2カメラは解像度・フレームレートの両立に有効な一方で、回線環境の影響を大きく受ける方法なことが分かりました。 前編のお話今回のテーマはZoomの「第2カメラ」の機能。Zoomの画面共有として、Webカメラの映像を入力する方法です。 前編では基本的な使い方や、そもそもの画質の仕組みについてご紹介を

Zoomの第2カメラで画質は向上するのか、を検証する(前編)

今回のテーマはZoomです。「第2カメラ」の機能を検証します。 Zoomの画面共有というと、画質が綺麗になる代わりにカクツク印象がありました。しかし、知人が「第2カメラ」を使っており、見せてもらうと画質とフレームレートを両立している印象でした。 今回は実際に検証を行うことで、その有効性を確認してみたいと思います! 第2カメラとはZoomの画面共有として、Webカメラの映像を入力する方法です。 通常Webカメラは[ビデオ]として入力しますが、画面共有としても入力ができま